僕のまねぶ

真似ることは学ぶこと。

作業員を上手に動かす為に必要なこと

私は、物流関連の会社に勤務しており、作業員に的確な指示を出しいかに効率良く生産性を上げるかの業務を行っています。

しかし、人を動かすことはとても難しく、日々どのようにして作業員とコミュニケーションを図れば各作業員のパフォーマンスが向上されるのか日々試行錯誤しておりました。

 

そんな時に私が出会えることができたおすすめの本があります。

それは、『人は話し方が9割』です。

こちらの本は、会話下手な人が人と話すことが楽しくなるコツが記されています。

 

こちらの本から、私の悩みである【上手な人の動かし方】について実践し効果があったコツを5つ紹介させて頂きます。

 

1.否定しない、うなずく、プラストークで発言しやすい環境を作る。

2.「いかに話すか」より「いかに聞くか」

3.「頑張れ」の効果的な使い方

4.言い難いことの伝え方

 

1.否定しない、うなずく、プラストークで発言しやすい環境を作る。

相手が発言しやすい環境を作り、相手の意見も尊重して下さい。

こちらが出す指示が100%正しいとは限りません。沢山の方の意見も必要です。その為には発言がしやすい環境を作ることが大切です。

いつも機嫌が悪そうな人、作業員の気持ちも汲み取らず一方的に指示を出す人、こんな人があなたの周りにもいませんか?このような人に自分の意見を伝えるのは難しいですし、伝えたいとも思いません。

指示に対して、作業員が納得できないことを発言せずに心に中に閉まったままでは作業員のパフォーマンスは向上されません。

そこで、日常の会話に下記のポイントを意識してみて下さい。

 

・否定しない

・うなずく

・プラストーク

 

相手の意見を否定しないで下さい。そういう考え方もあるんだと思って受け取って下さい。また、相手の発言に対してリアクションを取り「私はあなたの話を聞いているよ」とアピールして下さい。そして愚痴などマイナストークはしないでプラストークをして下さい。これらを意識するだけで効果は絶大です。

 

2.「いかに話すか」より「いかに聞くか」

自分が話したいことを2割に押さえて、相手が何を求めているかをしっかりヒヤリングして下さい。自分の意見を力ずくで押し返してはいけません。相手を論破してなんぼのスタイルは絶対にダメです。話を聞いて相手を理解することが大切です。

 

3.「頑張れ」の効果的な使い方

「頑張っている人」に「頑張れ」と励ましてはいけない。

「頑張れ」は使い方次第で逆効果になると筆者は本書に記しています。

そこで効果的な使い方が…

相手の状況次第でケース別に「頑張れ」の伝え方を使い分ける方法です。

例えば、

「頑張ってるね。あまり無理しすぎないでね。」

これは、頑張りすぎてしまっている人への使い方です。

まずは、相手の頑張りを100%認めてあげて下さい。

共感し寄り添うことで「もう少し頑張ってみよう」と自ら前進しようという気持ちにさせる、これが本当の励ましです。

 

なお、他にも「頑張りたくて頑張っている人」に向けた使い方などが本書にて紹介されています。

 

4.言い難いことの伝え方

叱責をする際は、「敬意」と「労い」を忘れない。

力ずくで相手を動かしても、それは「強制」であり、相手がいい方向に向けて行動はしません。

頑張って取り組んでいた相手を労い、そして相手の意図を理解してあげながら、叱責や指摘をしてみて下さい。

 

 

いかがでしたでしょうか。

私は、これらをアウトプットしたことにより、作業員が言われたことだけを行うだけではなく、自らが考えて行動している人が増えたような気がしています。

もし似たような悩みを抱えている方がいましたら参考にして頂けると幸いです。

 

紹介させていただいた本書にはアウトプットできそうな情報が盛り沢山なのでぜひ手に取ってみて下さい。